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理学部化学科の概要
20世紀の人類の繁栄は化学の進歩によりもたらされてきました。 化学が引き続き21世紀の繁栄の鍵であることはいうまでもありません。 化学は,医学・薬学・機械工学・物理学などの諸分野と密接に関連しています。 世の中の不思議な現象を学んでみたいと感じるみなさんは,ぜひ,化学を!
理学部化学科では, 化学のメカニズムについて学びます。
化学の基礎から高度な内容までを無理なく習得できるように,講義・演習・実験のカリキュラムを体系的に組んでいます。1年生から3年生までは、物理化学・無機化学・有機化学・生物化学などの講義を受講し、知識と理解を身につけます。
3年生では、学生実験を週3日間行い、実験の操作や手順を覚えます。また、レポートを通じて化学の理解を深めます。
4年生からそれぞれの研究室に配属されます。化学の新たな発見や発明、解明を求め研究します。
英語で授業をしたり、課題を英語でするなど、世界に通用する人材を育成しています。
◇卒業生の進路
卒業生の約70%は,大学院に進学し,さらに高度な化学を学んでいます。
約30%は就職します。
化学科・化学専攻の就職先の業界としては次のようなところが挙げられます。
化学系では化学工業・石油化学・医薬品・化粧品・電気電子工業・繊維・セラミックス・水道・電気・ガスなどです。
教育系ではの中学校や高等学校の理科の教員、予備校の講師などです。
他にも、国の研究機関で働いたりや、銀行などの金融機関や、県庁や市役所などで公務員として働く人もいます。
化学科の特徴は、大学院に進学する学生が多いことです。その後、企業で研究開発職や技術職、理系総合職などに就職することが多いです。
また、中・高教員になって,生徒さんに自然科学の楽しさや厳しさを教える教員になる学生もいます。
化学科は授業数が多く忙しいですが、活気のある学生生活を送っています。
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